1409第4回『4S』プロジェクト活動報告
[1409さんえる42号]
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第4回『4S』プロジェクト活動報告
『4S』プロジェクト活動の一環として、工学部機械系を卒業したOBによる企業説明会は、今回で第4回目を迎えた。
平成26年5月27日(火)13:00より、多賀城キャンパス3号館323番教室を会場に開催された。今回の『4S』では、建設業界の一役を担っている『管工事業』がテーマです。以前は学生諸君より敬遠された業界でしたが、大震災以降は、復旧復興のために「やりがいのある職場」として現在は見直されており、また、この業界は機械系のOBを最も多く採用している業界でもある。
第3回目の開催より2年弱を経過しているが、今回は『管工事業』の「空気調和衛生設備部門」に関し、機械系OBが第一線で活躍している企業3社による業界の動向、業務内容、就職に関する心構え及び学生時代の思い出等が主な内容であった。
なお、この説明会は東北空気調和衛生工事業協会(以下東北空衛会と略す)の後援のもとに開催された。
講演を行っていただいた卒業生の氏名、会社名、卒業年次及び講演内容の趣旨は次の通り。
①菊田敬一氏(機械TG会参与、株式会社加納工業所・第11回生)
■管工事業は建設業の中でどんな役割を担っているのか?
■空調設備工事及び衛生設備工事とはどのような仕事なのか?
■東日本大震災からの復旧状況において空調業界が活躍している内容。
②工藤淳ノ介氏(三建設備工業株式会社東北支店・第40回生)
③阿部元貴氏(ダイダン株式会社東北支店・第39回生)
両氏からは、就職後の体験談として、工事現場の施工体験や図面・写真等をプロジェクターで示しながら、分かりやすい説明を行っていただいた。また、学生時代の思い出や学生たちに対する、就活のアドバイスも披露していただいた。
80分という限られた時間での講演ではあったが、東北空衛会と機械TG会の働きかけにより、教室をほぼ埋め尽くす学生の参加があり、準備していた資料が50部では不足するなど、関心の高さを示した。今回の講演では、在校生にとって、馴染みの薄かった建設業界の一役を担っている『管工事業』の一端を知ることができ、「東北空衛会」にとっても、今後の就活で建設業界、取り分け管工事業の空調衛生設備について強い関心を持っていただける良い機会だった。
【備考】
今回の参加者は、学生46名、東北空衛会7名及び機械TG会8名の合計61名であった。
以 上